2024年のロボットトレンド! 【1月・2月のニュースレター】
皆様の2024年の幕開けが素晴らしいものとなることをEasternGear一同でお祈り申し上げます!旧正月が近づくにつれ、青龍が2024年に繁栄をもたらし、さらなる成功の力を授けてくださりますように!🐲🐉
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先行プレビュー🤖:
プロトタイプの必要テストも完了したところで、EasternGearから洗練した新しいデザインのロボットアームを紹介させていただきます。ものづくりワールド大阪での展示以降、当社をフォローいただいている方々にはお馴染みかもしれませんが、いくつかアップグレードを行い、新機能も搭載いたしました。
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ヒューマノイド・ロボティクスにおけるグロボイドウォームギヤの利点探索
パンデミック後、世界では様々な理由で雇用における人手不足が増えています。この問題に対処するため、企業や工場はテクノロジーに目を向けることとしました。
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ここ数か月間、ロボット産業ではヒューマノイドロボットが飛躍的に増加しています。ロボット産業や自動化のトレンドにより、ヒューマノイドロボットに大きな注目が向けられています。テスラは2世代目のヒューマノイドロボット「Optimus(オプティマス)」を展示し、BMWは新興企業Figureのヒューマノイドロボットを生産ラインに導入することを発表しました。ほとんどの工場はすでにロボットアームによる自動化へと移行していますが、ここで問題となるのが対応できる作業の多様性の欠如です。
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エンジニアやロボット製造元メーカーは性能、効率、信頼性との戦いに常にさらされています。ダイナミックな動きのできるロボットには譲れない部分があり、そのひとつがギヤボックスとなります。一般的にロボットの関節にはハーモニックドライブ、プラネタリドライブ、サイクロイドドライブが使用されています。これらはコストが高く、効果に疑問があり、壊れやすく、出力トルクが小さく、リードタイムも長くなっています。特に現在、これらの減速機の需要が大幅に増加していることを考慮すると、供給が追い付きにくい状況にあります。
ウォームギヤは、効率や精度が低いとされるため、ロボット分野ではあまり使用されることも見かけることも通常はありませんが、産業機械では使いどころがあると考えられています。しかし、そのコンパクトさや出力トルクにより、ここ最近ロボット業界でも見かけるようになりました。医療ロボットやAGV/AMR、ヒューマノイドロボットなどでウォームギヤが使用されているのを見かけることがあります。
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例えば手のように、ヒューマノイドの人体パーツの中で複雑な作業能力を必要としながらも高いトルク伝達を必要とする部分には、ウォームギヤを活用することができます。テスラの「Optimus」には、それぞれの手に6つのウォームギヤ(フィンガークラッチアクチュエーター)を使用しており、親指に2つ、その他の指に4つのウォームギヤが使用されています。
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EasternGearのウォームギヤは、一般的なウォームギヤのアップグレード版となります。出力トルクが高く、セルフロック機構に優れており、通常のウォームギヤよりコンパクトにすることができます。コンパクトさは耐衝撃性の向上にも大きな役割を果たします。通常のウォームギヤは、ウォームシャフトがホイールの接線方向にありますが、グロボイドウォームギヤは、シャフトがホイールの円弧を包み込むように配置されているため「ダブルエンベロープウォームギヤ」と呼ばれています。
人間でもロボットでも、ひざ関節は寿命の長さを左右する大切な部分となっています。上半身のほとんどを支える膝は、絶大な安定性、耐久性、耐衝撃性が必要となります。EasternGearのグロボイドウォームギヤを、ロボットの膝関節や、人工膝関節として使用するのも良いアイデアかもしれません。
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- EasternGearのロボットアームは、コンパクトなサイズでありながら、市場にある類似製品の2倍の可搬重量を保証します。
(1400mmのリーチ、最大可搬重量15-20kgのロボットアームを 想定)
- 高出力ロボットとして使用する場合も、がたつきを最小限に抑え、
高い再現性を実現します。
- 耐衝撃性と、ギヤ構造の安定性により、特に走行中に高い安定性を有します。
- 80%以上の効率で、バッテリーの使用量を削減し、ギヤボックスが最適に動作できる環境を
提供します。
- 起伏の多い面でも、スムーズで安定した移動や動作を行うことが
可能です。
- 当社のギヤボックスは、高い衝撃や反発に耐えることができ、耐久性が向上しているうえにバッテリー使用量も削減できます。
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